株式会社 走り井餅本家
東海道随一といわれた逢坂山・追分辺りの賑わい
逢坂の名水をたたえる走井と走り井餅
走井と走井茶屋は、いま
東海道大名物 走り井餅 商品紹介
牛車を助けた峠道の車石
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大津そろばん
街道土産の縫い針 〜大津針〜
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走井と走井茶屋は、いま
北斎画「走井」
北斎画「走井」▲
「走井は下の大谷町にあり、石を畳みて一小の円池とす。其の水甚だ清涼にして、冷気凛々たり。今は茶店の庭とし、旅人憩いの便とす。茶店の主、築山泉水を設け、且つ薬を売る。誠に此の水の如きは、清うしてなめらかなり。右より名を得しもことわりかな、湧き出づる水の勢走井の名もうべなり。枕草子に“走井は逢坂なるがおかし”と」(『近江与地志略』1734)
現在の「月心寺」門前
▲現在の「月心寺」門前
走井
▲走井
【旅人のオアシス】
走井茶屋は、明治初期まで賑わいました。その後、茶屋は姿を消したものの、茶屋旧跡は大正四年(1915)、日本画家の橋本関雪(1883〜1945)が別荘として購入。関雪没後の現在は臨済宗系の単立寺院「月心寺」となって、京津線追分駅と大谷駅の中間あたり、往来激しい国道沿いにひなびた門灯を掲げています。

 山門をくぐると、こけむした石組の庭が別世界のように広がっています。滝のある美しい庭は室町時代、相阿弥作とも伝わるもの。滝の水は、いまもこんこんと湧く走井に発します。「水神諸霊」を祭る石碑が立つ本井戸の一角は、木立と岩に囲まれ「神域」の雰囲気を感じさせます。岩が濡れ、冷気漂う様は、通過車両の騒音をしばし忘れさせます。

 この月心寺では、村瀬庵主手作りの胡麻豆腐をはじめとする精進料理がつとに名高く、NHK朝の連続ドラマ「ほんまもん」のモデルとなったことでも知られます。
【受け継がれる走り井餅】
茶屋は姿を消したものの、「走り井餅」の製法は走井市郎右衛門の末裔である片岡家に伝承され「走り井餅本家」において商標とともにその味と技術を今日まで守り続けています。
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走り井餅
伊勢参宮名所図会より「走井」一ノ十六(株式会社井筒八ッ橋本舗 所蔵)
▲伊勢参宮名所図会より「走井」一ノ十六(株式会社井筒八ッ橋本舗 所蔵)
東海道大名物 走り井餅 商品紹介
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